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PTC Creo Parametricで新規作成時の共通名について2021/03/08カテゴリ : FAQ
PTC Creo Parametricで新規作成時の共通名について
PTC Creo Parametric で、部品やアセンブリなどを新規作成する際に表示されるダイアログには「共通名」という入力欄があります。本記事では、この「共通名」という入力欄について紹介します。
「共通名」という入力欄
こちらはCreo Parametricの部品を新規作成する際に表示されるダイアログです。「共通名」という入力欄があります。
この共通名は、Creo Parametric(旧称:Pro/ENGINEER, Creo Elements/Pro)と製品データ管理(PLM/PDM)アプリケーションWindchillで使用するパラメータであり、Creo Parametricを単体で使用している場合に特に用途はありません。そのためCreo Parametric単体使用の場合は空欄にしたままでも問題ありません。
Windchillで「共通名」はどのように表示されるか
では共通名を設定した場合に、Windchillではどのように見えるのか確認してみましょう。
新規作成ダイアログにファイル名と共通名を入力し、Windchillへチェックインします。
ここでは、ファイル名に「PART_AE」、共通名に「ASSIST_ENGINEER_PART」と入力しました。
チェックイン後にWindchillで内容を確認すると、「番号」には[ファイル名]、「名前」には[共通名]がこのように登録されています。
Creo Parametricで「共通名」を入力しない場合
最後に、新規作成ダイアログで共通名を入力せずにWindchillへチェックインした場合にはどのようになるのか確認してみましょう。ここでは新規作成ダイアログにファイル名に「PART_Z」を入れてただけでWindchillへチェックインします。
チェックイン後にWindchillで内容を確認すると、「番号」、「名前」とも[ファイル名]、が登録されています。共通名が指定されていない場合は、ファイル名が共通名にも指定されます。
共通名のパラメーター
この共通名は、Creo ParametricのPTC_COMMON_NAMEというシステムパラメーターに記述されます。以前はパラメーターのダイアログで確認できましたが、Pro/ENGINEER Wildfire3.0以降では仕様の変更により表示されなくなりました。(表示はされなくなりましたが、内部パラメーターとして存在しています。)
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