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PTC Creo Parametricのリピート領域で表示される文字数を制限する2019/08/06カテゴリ : FAQ
PTC Creo Parametricのリピート領域で表示される文字数を制限する
PTC Creo Parametric(Pro/E Wildfire)はリピート領域という機能を使用して部品表を作成できます。今回はリピート領域のリレーションを使って表示する文字数を制限する方法をご紹介します。
ここに表示しているのはリピート領域を使って作成された部品表です。NAMEの欄は文字数が長くて隣のセルに重なってしまっています。
リピート領域で表示される文字数を制限する
以下の手順を実施するとリピート領域内で表示する文字数を制限することができます。
- テーブルタブ/データグループ:リピート領域 をクリックし表示されるメニューマネージャから「リレーション」をクリックし、リピート領域を指定します。
- リレーションダイアログが表示されます。ローカルパラメータにはリピート領域で使用している項目が入力されています。今回文字が重なっているのはasm.mbr.nameの値でパラメータとしてはasm_mbr_nameを使用しています。
つぎのリレーションを作成します。シンボル名はなんでもよいのですが、今回は name というシンボル名にしています。
name=extract(asm_mbr_name,1,8)
これはnameというシンボルにasm_mbr_nameの始まりの1から8文字までを代入しなさいというリレーションです。記述が終了したらリレーションエディタの[OK]ボタンと、メニューマネージャの[終了]を押して閉じます。
- つぎにリピート領域のレポートシンボルを変更します。今回変更するのは、asm.mbr.nameで、ここにリレーションで作成したnameの値を表示させます。リピート領域の該当位置をダブルクリックし、表示されたレポートシンボルで rpt>rel>User Defined と選択し、最後に作成したシンボル名 name を入力してEnterキーを押します。
- 最後に「テーブル更新」をクリックすると8文字目での表示になります。
つぎのようにリレーションを記述すると9文字目から「…」が追加されます。
name=extract(asm_mbr_name,1,5)+”…”
今回ご紹介したこと以外にも、リピート領域のリレーションを活用するといろんなことができそうです。是非ご活用ください。
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