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宮川の独り言 -33話-

独り言

2021年02月01日

宮川の独り言 -33話-

皆さん、こんにちは。あっという間に2月になってしまいました。緊急事態宣言下いかがお過ごしでしょうか?在宅勤務での一息ついでにお読みください。

 私は、先々週末に千葉神社へ初詣に行ってきました。流石に1月20日過ぎると神社は、ガラガラ。お参りする際にならす大きな鈴もコロナの影響で、今年は無くなっていました。緊急事態宣言も7日の解除は無理なようです。化粧品で有名なロクシタンも潰れブルックス・ブラザースも潰れてしまうありさま。千葉の有名な飲食チェーンの波奈グループも倒産でコロナが収束した後の外食産業は、どうなってしまうのでしょうか?

 このコロナは、働き方改革やアメリカ資本主義のあり方どころか、人間の生き方・人間の本質をあぶりだしている様に思えて仕方がありません。人間が地球上で一番悪さをしている動物です。31話での二酸化炭素排出問題(これは、牛が一番悪いかもしれませんが、その牛を飼っているのは、牛肉や牛乳を食する人間ですから)やテレビ東京で人気な『池の水を全部抜く』番組でも言われている外来種の生存は、人間のペット飼育の放棄や船舶など往来で船舶にくっついて意図せずに運び込まれるなどが原因の様です。全て、人間が悪いのです。(ただ、人間が取る行動も自然的な行動ですので、本当はこの色々な課題も自然と言えるかもしれませんが。。。)

 このような状況下で日本は、日本人の人口減は日本の存続の為に問題だと言い、その方策の一つに不妊治療の保険適応があります。しかし、それもこのコロナで昨年は、母子手帳の発行がここ最近で一番少ないとか。おそらく、20・21年と全世界で先進国での出産は、減ると思います。コロナ禍で先進国での出産が減り、欧米での高齢者・基礎疾患者のコロナでの死者が増えれば、人口減となり基本的に地球にやさしいというおかしなことになってしまいます。あまりにも人間が地球上で好き勝手にやっているので地球が人間にお灸をすえているのかもしれません。右肩上がりに何かをすることがいいという価値観を変える必要があるのかもしれません。

 新しい製品を開発する際もできるだけ長く使え、買い替えるよりもリニューアルができるような製品開発も必要なのでは、無いでしょうか?最近、90%リフォームしたマンションなどが売れている様です。古いマンションを完全リフォームしての販売ではなく壁紙・床材などは、張っていない90%リフォーム済みのマンションを購入し、DIYで仕上げる。長く使用でき、自分のオリジナルも保てることは、環境的にも個性を保つためにも非常に良い方法だと思います。今後、車も(特にEV化した場合は、特に簡単なはずなので)(私は、単なるEV化は、賛成しかねますが)古くなってもモータ・電池を交換し、シャーシーはそのままでボディも付け替えられたらほぼ新品になり、自分の個性を保つべくカストマイズが可能かと思います。

 企業もSDG’Sを考慮した製品開発に邁進すべきかと思います。新製品を開発して売るだけのビジネスモデルは、変更した方がいいのかもしれません。どの国のどの企業がそのことに気が付き実行に移し、多くの賛成を得られるのかが重要ですが。やはり、中々難しいのかもしれません。

㈱アシストエンジニア 宮川