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宮川の独り言 -23話-

独り言

2020年04月06日

宮川の独り言 -23話-

皆さん2020年度が始まりました。本来でしたら入社式・入学式・花見で浮かれているはずですが、今年はコロナの影響で全てが中止となってしまっています。日本の経済は、どうなってしまうのでしょうか?未だに港区では、トイレットペーパー・アルコール消毒の品切れが目につきますし。志村けんさんがお亡くなりになられてから急に居酒屋なども閑散となっている感じです。

 日本のコロナ対策について各国が色々と言っていますが、結果的に今日現在93名の死者という事で他国から見ると上手くマネージされていると思います。本当にマネージした結果かどうかは、わかりませんが。。。結果オーライという事でしょう。握手やハグをしない日本人の文化が結果オーライを招いたという事でしょうか?既に死者が1万人をとっくに超えたイタリアとスペイン。もう間もなく死者1万人を超えるフランスとアメリカ。他国とは、簡単に比べられませんが皆保険・文化・医療に対する予算・別途数などでこのように大きく異なる死者数となったようです。

 それにしても中国は、約3,300人と桁違いな少なさですね。先週末にアメリカが中国のコロナ感染に関するレポートは、嘘であるとホワイトハウスにレポートしたようです。流石に私も少なすぎると思います。最近は、感染者が全く出ていないというのは、信じられません。ちなみにこんな数字があります。中国の年始の携帯電話の解約数が1,400万件以上だというレポートがあります。実施にネットで『中国携帯解約数』などで検索してみてください。この数字が出てきます。外出禁止でネットを見ることぐらいしかやることが無いのにも関わらず、携帯の解約数が1,400万件以上もあるというのは?もしかしたら、その人数がお亡くなりになっているのかもしれないと推測している方もいるようです。

 日本は、結果オーライで死者数が少ないですが、これからは政治TOPの力でよりわかりやすい説明で国民を納得・安心をさせて欲しいと思います。少なくとも日本のTOPよりも海外のTOPの方がストレートに分かりやすい説明をしていると思います。時には、国民に喧嘩を売っている様なコメントも有りますよね。正直、どう聞いても日本のTOPのコメントからは、どのような戦略でコロナと戦うかが分かりませんよね?

 私は、次のように聞こえています。このコロナと戦うには、日本の国民の多くの方にコロナに感染していただく必要がある。ただし、その感染の仕方は、少しずつ増やしていく必要がある(医療崩壊・重症者や重篤者の数をマネージしながら)その為にも手洗いや三密(密閉・密集・密接)・不要/不急以外の外出制限が重要だと。これを分かり易く、説明して欲しいと思います。これらを意外と感染しないための策だと勘違いしている人が多く居ると思います。正しい情報を正しく、伝えていただきたいと思います。

 布マスク2枚配布の件については、出来ることは何でもすればいいと思っていましたから、初めは賛成でした。しかし、さすがにこの2枚に200億お金が必要だと言われると他にすることがあるような気がします。私は、今回のコロナの件を上手く利用して日本の課題(年金・働き方・一人当たりの生産性)を解決するような仕組み作りをして欲しいと思います。その為の環境は、そろっていると思います。テレワークも今回の件で一般的になる可能性があります。セミナーなどもWebで。そうなると生産性が上がります。また、1世帯当たり30万円支給(収入が激減した世帯に)もこれを機会にベーシックインカム(今の年金制度の代わりに)の施策の有効度を確認してもいいと思います。折角のこのタイミングですからどさくさに紛れて、色んな事にチャレンジしてもいいと思うのは、私だけでしょうか?US・フランス・UKも物凄いお金をばら撒いているのですから、日本も前向きな手法を考えて欲しいものです。

㈱アシストエンジニア 宮川