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再開 宮川の独り言 -2話-

独り言

2018年07月02日

再開 宮川の独り言 -2話-

皆様こんにちは、アシストエンジニア宮川の独り言のお時間です。仕事の息抜きでお読みください。

 前回は、第一話という事もあり少し夢のある内容にしましたが今回は、最近気になる宣伝・マーケティング・営業に関する内容です。東京オリンピック開催に向けてテレビ買換えの需要が増えてくのでしょうか?これからは、4Kテレビが当たり前で8Kテレビも出てきていますね。我が家といえば、当然のようにまだまだ2Kテレビです。何も問題ありません。ちなみに4Kテレビは、随分前から販売されていましたが、実は4K放送が見られないテレビが多く売られていたことを、皆さんはご存知でしたか?今まで販売されていた4Kテレビの多くは、受信機(チューナ)が対応しておらず4Kテレビ放送は、見ることができないのです。ご購入した方々の何人がこの事実を理解して、ご購入されたのでしょうか?正直、この事実に私はビックリでした。当然、4K対応のカメラで写した画像は、そのまま綺麗に見ることが可能ですので、無駄にはならないでしょう。ただし、何かスッキリしない感じが、この手の営業活動にします。

嘘では無いが、正しい情報を正しくは最後まで伝えていないのでは?という営業的なグレーな売り方が見え隠れします。これは、我々が販売しているCAD/PLMなどのソリューションにも当てはまります。とある営業が会社CやBがあるCADを入れ替えたなどの表面的な内容を伝え、不安に思わせ入れ替えを検討させるなど良く見受けられます。営業的に嘘では無いですし、その情報を受け取ったお客様自身が検討をし始めるので全く問題にはならないと思います。

 また、この方法意外と有効的なのです。しかし、ここにも4Kテレビと同じような問題が。4Kテレビ購入したが4K放送の受信機が無いために4K放送の受信ができない。表面的には、きれいな画像のテレビを購入したが、効果が見えない状況と同じことが起きる可能性があります。他社がCADを入れ替えたという表面的な事実は、事実。その結果そのお客様がどのような状況になったかまでは、意外と語られておりませんよね。結果には、その効果の把握には、時間もかかりますから難しいかもしれません。私が知っているお客様の中には、何年も多額のお金をかけてCAD・PLMを入れ替えたが効果は、それほどでも無く、結果的にその件にかかわった方は、皆さん評価されず、飛ばされ口をつぐむ。正直、こんな入れ替えは時間の無駄ですし、コストの無駄。まー、その時のその仕事に対しては、お金もまわり経済的な活動がなされていますので、全く無駄とは言えませんが。。。。

 既存のシステム・仕組みを変えるときには、少なくとも今の課題・今後の目的がその既存のシステム・仕組みでは、不可能だという事の場合に検討すべきかと。今できていない、今後の効率を夢見るよりも、現実的な把握もし、対応することが重要だと思うことが多々あります。そうでなければ、入れ替えることが目的となり、結果的に選べず、価格で決める。よって、効果など出ない。などの最悪の結果になりますので、皆様もご注意ください。

㈱アシストエンジニア 宮川