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宮川の独り言 -4話-

独り言

2018年09月03日

皆様こんにちは、アシストエンジニア宮川の独り言のお時間です。仕事の息抜きでお読みください。

 皆さんTVドラマご覧になっていますか?私は、テレビっ子ですのでよく見ます。ちなみに昭和の人間は、テレビ好きですよね?そうそう最近は、予約しなくても後から見ることができるから、便利なサイトがあって楽です。

 話をTVドラマに戻しましょう。最近気になっているドラマにグッドドクターという山崎賢人さんや上野樹里さんが出ているドラマがあります。山崎賢人さんがサヴァン症候群(コミュニケーション能力に障害があるが驚異的な記憶力を持つ)で小児科研修医の役なんですが、このドラマを見ていて考えさせられることがあります。山崎賢人さんと同じサヴァン症候群の役を元SMAPの中居さんがATARUというドラマで演じてましたが正直、演技のレベルが違います。あ~、すみません。そんなことは、どうでもいいんです。

 サヴァン症候群ならではの驚異的な記憶力を持ち、小児科研修医としてその能力を発揮しているわけですが、それはあたかもAI?ディープラーニング的な活躍なのです。症状から過去の症例を基にオペも含めた治療方法を的確に説明できるのです。何も見ずに。これは、完全なディープラーニングです。コンピュータを使わないディープラーニングです。しかし、コミュニケーションの障害のために、当初は他の医師(大人)にその能力が理解されずに足手まといだと誤解され敬遠されてしまうのです。患者(子供)には、正しい事・変な事を素直に発言するコミュニケーションの取り方が直ぐに受け入れられ人気になりますが。。。
しばらくすると大人たちは、その優れた能力を信頼し、また素直でストレートな会話にも慣れて医者のほとんどが彼の素直さ(正しい事を正しいと言う・変だなと思ったことは、変だと言う)に自分の欲望や計算高さを考え直していく事となります。

 先月の独り言でもAIの時代だからこそ大事なEQのお話をしましたが、このドラマを見てやはりAIの時代だからコミュニケーション能力や人間力が重要なんだと考えてしまいます。もし、驚異的な記憶力を持っていても、欲望や計算高さ丸出しでは、人が信用せずその能力が発揮されないという事になるでしょう。ですので、いろんな意味でコミュケーション能力は、重要だと考えさせられます。

 また、そのコミュニケーションの難しさも最近話題になっている体操選手の宮川選手(同じミヤカワですが、残念ながら私の親戚では、ありません。)の件で感じます。特に組織の上に立つ人間の言葉の難しさや重さを感じてしまいます。『五輪にも出られなくなるわよ』などの発言は、確かにパワハラ的な発言ですが、もしかしたら本当の意図は、宮川選手の為を思い、また指導法の違いから今のトレーニング内容も良くないと考え東京五輪強化選手として登録し、今以上の環境を与えられる朝日生命体操クラブに移籍を勧めたのかもしれませんよね?(これは、可能性としての話で宮川選手のコメントに対して、全てが嘘などと言っているという事は、欲望や計算が見えてしまいますが。。。。)もし、本当に宮川選手の為を思っての発言だとしたら、全くの言葉足らずでコミュニケーションとしては、悪い見本だと思います。感じ方は、人それぞれですし、その個々人の感じ方を考慮してコミュニケーションを取らないとパワハラにもセクハラにもなりかねないこの時代、本当に発言には注意したいと思っています。この独り言は、独り言ですので誤字脱字・意味不明などもご了承ください。

 最後に、自分が話した内容は、半分しか相手に伝わらないと思ってお互いがコミュニケーションを取るように心がければ、世の中上手く回るような気がします。そんなこと面倒だからという事で、家族や恋人と会話しないというのは、本末転倒ですのでご注意くださいね。

㈱アシストエンジニア 宮川